前回、宮崎県のおすすめ神社をご紹介しましたが、宮崎県の神社を調べているときに気になるワードが出てきたので調べてみました!
その気になるワードは・・・「神武さん参り」
すると、初代天皇である神武天皇にまつわる神社が宮崎県内にたくさんあることがわかったので、それぞれの神社について色々調査してみました!
神武さん参りって何?
それぞれの神社と神武天皇はどういう関わりがあるの?
それぞれの神社にどんなご利益があるの?
色々と調べてみたのでぜひ読んでみて下さーい(^^)
神武さん参りって何?
「神武さん参り」とは・・・
神武天皇(初代天皇)に縁(ゆかり)がある宮崎県内の複数の神社で立ち上げた【神武会】というのが、神武天皇が生まれた場所や縁(ゆかり)のある神社を紹介するためにリーフレットを作成したり、御朱印帳を作成し参拝者へ「神武天皇に縁(ゆかり)のある神社をお参りしてねー」と案内をしていることを指します!
神武さん参りのリーフレットは こちら
神武会を発足した複数の神社って・・・?
神武会を発足した宮崎県内の神社について気になりますよね!
まずは簡単にその神社をご紹介します。
- 宮崎神宮
- 狭野神社
- 都農神社
こちらの神社が「神武会」を発足しました。
それぞれ神武天皇と深い関わりがある神社です。
どういう関わりがあるのか、それぞれの神社にはどんなご利益があるのか、調べてみました(^^)
神武天皇にまつわる宮崎県内の神社を調査!
それでは早速、神武会を発足した3つの神社についてご紹介します!
どんな関わりがあるのでしょー?!
最初にご紹介する神社はこちら、、、
都農神社(つのじんじゃ)
神武天皇が天皇として即位する6年前に宮崎を出発し東(奈良県)の方へ移るときに、宮崎県は都農町へ立ち寄り「国土平安・海上平穏・武運長久」を願って御祭神を祀ったといわれています。
※御祭神【大己貴命】>>別名「大国主命(オオクニヌシノミコト)」や「大国様(ダイコクサマ)」と呼ばれていて、神話で有名な「因幡(いなば)の白うさぎ(皮を剥がされ丸裸になってしまった白兎を助けた)」というお話に出てきます。
- 御祭神:大己貴命(オオナムチノミコト)
- ご利益:縁結び、子孫繁栄、病気平癒、商売繁盛、心願成就
- アクセス:宮崎県児湯郡都農町川北13294
続いて、、、
狭野神社(さのじんじゃ)
第5代孝昭天皇の統治期間(世の中を治める期間)に神武天皇の生まれた地(宮崎県高原町)に建てられたそうで、神武天皇の子供の頃の名前が狭野尊(サノノミコト)という名前ですが、皇族の幼少期(子供の頃)の名前は生まれ育った地名を付ける慣わしがあった事から、当時の地名の狭野が由来すると伝えられています。
また、狭野神社の参道は日本一長いといわれており、参道には杉の木が植えられています。
宮崎市にある宮崎神宮はこの狭野神社の狭野杉で創られています。
- 御祭神:神武天皇(ジンムテンノウ)
- ご利益:事業所安全・厄除開運・交通安全 ・子供の守り神、長寿
- アクセス:宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田117
続いて、、、
宮崎神宮(みやざきじんぐう)
神武天皇の孫にあたる健磐龍命(タケイワタツノミコト)が九州の守り神になった時、神武天皇のご遺徳(死後にまで残るその人の人徳や恩徳のこと)を称えるために宮崎県宮崎市の地に祀られたといわれています。
- 御祭神:神武天皇(ジンムテンノウ)
- ご利益:国家安寧、家内安全、交通安全、家業繁栄、厄災消除、恋愛成就、夫婦和合、良縁祈願
- アクセス:宮崎県宮崎市神宮2丁目4−1
さて、ここまで神武天皇にまつわる3つの神社をご紹介してきましたが、実はまだ神武天皇に深い関わりのある神社があるんです!
神武会だけじゃない!神武天皇と関係の深い神社を紹介
実は、神武会を発足した3つの神社以外にも関わりの深い神社が宮崎県内にはあるんです!
ご紹介していきますので最後まで読んでみてください(^^)
皇子原神社(おうじばるじんじゃ)
神武天皇の生まれた地といわれ、神社の裏手には「産婆石(うべいし)」という石があり、その石の近くで生まれたといわれています。
神武天皇の母親の玉依姫(タマヨリヒメノミコト)が神武天皇を出産された「産屋跡(うぶやあと)」ともされているそうです。
また「産婆石」は、神武天皇が生まれた際に産湯(うぶゆ)を取ったといわれており、安産のご利益があるといわれています。
※産湯(うぶゆ)とは>>生まれ出た子をすぐ湯で洗うこと。
狭野神社と皇子原神社は同じ宮崎県の高原町に鎮座しており、狭野神社から皇子原神社の一帯は神武天皇にまつわる神聖な場所が多く残されています。
- 御祭神:神武天皇
- ご利益:安産・家内安全・交通安全・縁結び
- アクセス:宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田
大御神社(おおみじんじゃ)
神武天皇が宮崎を出発し東の方(奈良県)へ向かう際に、大鯨を退治された鉾を建てたことから鉾島と呼ばれ、その後細島に転じたといわれています。
この時天皇は伊勢ケ浜に入られて、天照大神(アマテラスオオミカミ)を祀る現在の大御神社に武運長久と航海安全を祈願したと伝えられています。
大御神社の西にある櫛の山と東にある米の山(久米の山)は、神武天皇が東の方(奈良県)へ向かう際に先導を切って進んだ天櫛津大久米命(アマクシツオオクメノミコト)の名に因むといわれています。
また、大御神社の社名は、天照大神の「大御」をいただいて社名としたと伝わっているそうですが、神社に残る天保・安政年間より大正5年までの木札には天照皇太神宮(てんしょうこうたいじんぐう)とかかれているそうです。
- 御祭神:天照皇大御神(アマテラススメオオミカミ)
- ご利益:厄除け、開運招福
- アクセス:宮崎県日向市日知屋1
立磐神社(たていわじんじゃ)
宮崎県日向市にある神社です。
神武天皇が東遷(東の方へうつること)のため日向市の美々津港(現在は港はありません)から船出する際に航海の安全を祈念し、海の守り神である底筒男命(ソコツツノオ)、中筒男命(ナカツツノオ)、表筒男命(ウワツツノオ)の三神を第十二代景行天皇が祀られました。
境内には神武天皇が座ったといわれている「神武天皇御腰掛の岩」というのがあり、御神体として崇拝されています。
- 御祭神:底筒男命(ソコツツノオ)、中筒男命(ナカツツノオ)、表筒男命(ウワツツノオ)、神武天皇(ジンムテンノウ)
- ご利益:水難除け、海上・交通安全、武運長久、勝運
- アクセス:宮崎県日向市美々津町3419
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます(^^)
そもそも神武天皇って誰?と思っている人もいるかと思いますので、簡単に説明します!
【神武天皇】とは、第1代目の天皇で現在の皇室の祖先とされていて、古事記に伝えられる天孫(ニニギノミコト)のひ孫に当たります。
15歳で皇太子となり45歳のときに東遷を決意し、船軍(水軍、海軍のこと)を率いて宮崎県の日向から奈良県に向かい、初代天皇になりました。
東遷するまでは高千穂で宮を営んでおり、神武天皇宮(現在の宮崎神宮)は高千穂宮の跡地だそうです!
いや〜、びっくりビックな情報盛りだくさんでびっくりしています!
宮崎県の高原町でお生まれになった人が、神武天皇(初代天皇)なんて、、、
宮崎県民からしたらなかなかびっくりな情報だと思います(^^)!!
知ってる人どのぐらいいるのかちょっと気になりますね(笑)
この記事を読んで少しでも神武天皇について気になったり、神武さん参りしてみようかな−と思ったら、もう一度この記事見ながら神社を巡って見てください(^^)
神社はパワースポットなので、巡って、パワーもらって、元気に行きましょー!
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